据置中の年金について

年金の受取りを据置かれた方(待期者)

ご退職時に年金の受取りを据置かれた方を待期者と言います。
待期者には、退職月の月末から翌月初めに退職時点での年金の原資見合い額を記載した書面（「年金受給権通知書」（旧：年金支給義務確認通知書））をご登録住所へ送付します。

据置いている年金の原資見合い額には、毎年3月末の金額に据置利率に応じた利息が付与されます。

〔据置利率とは〕

据置期間中（据置開始時から年金受給開始時までの間）、年金の原資見合い額に付与される据置利息を算出する利率のことで、国債の平均利回りを基準に毎年見直されます。

〔年金の原資見合い額のお知らせ〕

据置いている年金の原資見合い額がある間は、毎年5月上旬に「受給開始前の年金の原資見合い額通知書」で当年と次年の3月末時点の年金の原資見合い額をお知らせします。

〔年金受給開始年齢に到達した時〕

誕生月の前月の月末に「年金手続きのご案内」を送付します。
指定期日までに手続き書類を提出いただいた場合、誕生月の翌月下旬に「年金額決定通知書」を送付します。

〔第2年金を65歳まで据置選択された方〕

60歳1か月経過以降、ご本人様からのお申し出により、繰上げ受給が可能（※）です。
※2021年10月1日の規約変更後に適用開始となります。

(1) 今後、住所（海外出国・帰国含む）、氏名が変わる場合には、必ず企業年金室までご連絡ください。ご連絡がなければ、送付物がお手元に届かず、年金支給や手続きに支障をきたすことになります。
(2) 退職時に会社からの退職金（一時金、加算金、支援金など）を受取られた方は、会社発行の「退職所得の源泉徴収票」または、「退職金計算明細書」を大切に保管しておいてください。
将来、一時金で受取ることを希望された場合、手続きにコピーが必要になることがあります。